痛み
『私がボディートークを受けているのは
からだにある痛みを全て消し去ってしまいたいからではなく
いろいろな痛みを受け入れ、その痛みと向かい合い
痛みから何かを受けとりたいからだと思う。
命に関わるような痛みであれば別だけど
自分の中にあっても我慢できる程度の痛みなら
それを無くすことではなく
まず向かい合うことを大切にしたいと思う。
たぶん痛みは薬を飲めば消えるだろうけれど
消してしまうよりももっと自分のからだに向かい合って
ありのままの自分を知りたいと思う。
心にある痛みも同じで
その痛みに対して無いものとして蓋をしてしまうのではなく
その痛みと向かい合うことで自分を知ることができると思う。
私はそのためにボディートークを受けに来ているのかな。』
このクライアントさんが初めてセッションを受けに来られたのは
頭痛や足の甲の痛み、腰痛など、それらの痛みを改善したいというのが動機でした。
病院で処方された鎮痛薬などで対症療法をしていたものの、繰り返す痛みがかなり辛くなっていたようです。
初めてセッションを受けた時、修復が必要とされた項目は、ご本人にとっては意外なものが多かったようです。
何故ならその項目は、痛みの原因がそこにあるの?!というような、直接には痛みとは関連していないように思える内容だったからです。
例えば
◯自分の周りの環境・状況とリラックスして調和すること
◯変化することへの恐れの感情を手放していくこと
◯仕事上の不安の根本的な部分に向かい合うこと・・・。
など、どれも痛みのあるからだの部分へは直接アプローチしていませんでしたから。
そして先日、4回目のセッションが終了。
その際、クライアントさんが伝えてくださったのが冒頭にある言葉です。
対症療法を繰り返していた時とは、痛みについての受けとめ方が大きく変化したようです。
さらに、当初の悩みであったからだの痛みは、現在はほとんど無くなったということでした。
痛みでさえも、からだから私たちへのメッセージです。
痛みが示す「ほんとうの原因」に関わる修復がなされれば、その痛みは去っていきます。
ボディートーク療法は、実にシンプルに「ほんとうの原因」へアプローチすることが可能な療法です。
心やからだに何らかの不調を抱えている皆さんが、ボディートーク療法と出会い、改善へ向けての選択肢を広げていくことを願っています。
『コンセント』
photo by Akiko Tsujino
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